シンガポール・オンライン・ビザ
SG 入国カード渡航者の方は、シンガポールに入国する際にSG入国カードが必要です。シンガポールSG入国カード(SGAC)は電子式の入国カードで、旅行健康申告書も兼ねており、以下のオンライン申請から簡単に取得できます。
シンガポールのビザ:利用できるオプション
毎年、約1800 万人の渡航者がシンガポールを訪れます。これは現地の人口の 3 倍以上です。
海外からの渡航者のニーズに対応するために、シンガポールでは目的に合わせたビザのオプションが用意されています。
シンガポールへの入国を希望される方は、以下の事項を考慮の上、ご自身のビザ要件を確認してください。
- 国籍
- シンガポールでの希望滞在期間
- 訪問の理由
短期間の滞在には観光ビザが必要です。観光ビザはオンラインまたは在外シンガポール公館で取得することができます。観光ビザは通常、申請日から3営業日以内に発給されます。
一方で、短期滞在ビザなしで渡航が認められている国が世界中にいくつかあります。これに関する詳細は、このページの下部に記載されています。
シンガポールのビザが必要な人は?
多くの国の方が、ビザを申請することなくシンガポールに入国することができます。ただし、ビザなし渡航者も、出発前に許可が必要な渡航者も、旅行開始前に有効な SG 入国カードを申請する必要があります。
シンガポール eVisa:オンラインでのビザ取得
アセスメントレベル1の対象国で発行されたパスポートをお持ちの方は、シンガポールの観光ビザをオンラインで申請することができます(eVisa とも呼ばれています)。
アセスメントレベル1の対象国は以下の通りです。
- アルメニア
- アゼルバイジャン
- ベラルーシ
- 中華人民共和国
- グルジア
- インド
- カザフスタン
- キルギス
- モルドバ
- 北朝鮮
- ロシア
- タジキスタン
- ウクライナ
- トルクメニスタン
- ウズベキスタン
また、シンガポールの eVisa は、以下の条件を満たす方に発行されます。
- ビザ取得のための香港の身分証明書
- マカオ特別行政区の旅行許可証
なお、オンラインビザ申請は、原則として一般旅券をお持ちの方が対象となります。一般旅券以外のパスポートを利用してのシンガポールオンラインビザ申請は、北朝鮮国籍の方のみ可能です。
オンライン申請は、通常1営業日以内に手続きが完了します。eVisa を印刷して、有効な SG 入国カードに関連付けられたパスポートと一緒に、入国時に提示する必要があります。
アセスメントレベル2の国のシンガポール観光ビザについて
アセスメントレベル2の国の国籍を持つ方は、シンガポールに渡航する前に電子でない観光ビザを取得する必要があります。アセスメントレベル2の対象国は以下の通りです。
- アフガニスタン
- アルジェリア
- バングラデシュ
- エジプト
- イラン
- イラク
- ヨルダン
- コソボ
- レバノン
- リビア
- マリ
- モロッコ
- ナイジェリア
- パキスタン
- パレスチナ
- サウジアラビア
- ソマリア
- スーダン
- シリア
- チュニジア
- イエメン
また、電子でない観光ビザが利用できる渡航者は以下の通りです。
- アラブ首長国連邦が発行する臨時パスポートをお持ちの方
- 中東諸国が発行した難民旅行証明書をお持ちの方
- 無国籍の方
シンガポールの通常の観光ビザは、海外のシンガポール大使館、領事館、または国内の公認ビザ代理店を通じて申請することができます。
90 日間ビザなしでシンガポールに渡航する
ビザなしでシンガポールに滞在できる期間は、パスポートの発行国によって異なります。
下記の国で発行されたパスポートをお持ちの方は、90 日以内であればビザなしでシンガポールに滞在することができます。
- オーストラリア
- オーストリア
- ベルギー
- ブルガリア
- クロアチア
- キプロス共和国
- チェコ共和国
- デンマーク
- エストニア
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイルランド
- イタリア
- ラトビア
- リトアニア
- ルクセンブルク
- マルタ
- オランダ
- ニュージーランド
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- ルーマニア
- スロバキア共和国
- スロベニア
- 韓国
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
- イギリス
- アメリカ合衆国
イギリスのパスポートをお持ちの方は、イギリスでの居住権をお持ちであることが必須です。そうでない場合は、30 日間に限り、ビザなしでシンガポールに滞在することができます。
シンガポールに 30 日間ビザなしで滞在する
以下のグループに含まれない方は、シンガポールにビザなしで入国し、30 日間滞在することができます。
- アセスメント レベル1の国籍を持つ方
- アセスメント レベル2の国籍を持つ方
- 上記のパスポートをお持ちの方(90日以内の滞在が可能なため)
シンガポールの長期滞在ビザ
毎年、多くの外国人の方がシンガポールへの移住や長期滞在を希望されます。例えば、仕事や勉強のためにシンガポールを選択する人たちが挙げられます。
長期滞在ビザは、シンガポールの観光ビザよりも手続きの時間がかかり、より多くの書類を提出する必要があります。すべての申請者は、ビザの資格の有無にかかわらず、渡航前にSG 入国カードの申請を行う必要があります。
シンガポールへの移住を希望する外国人の方は、最寄りのシンガポール大使館または領事館に連絡し、詳細な情報を確認した上で、十分に余裕を持って申請を行なってください。
ご自身の詳しい要件を確認されたい方は、最寄りのシンガポール大使館または領事館にお問い合わせください。
SG 入国カードでシンガポールを訪れる
すべての外国人観光客はシンガポールへの入国のために、有効な SG 入国カードを所持している必要があります。シンガポール入国カードの対象国は以下の通りです。
- オーストラリア
- オーストリア
- バングラデシュ
- ベルギー
- カナダ
- 中華人民共和国
- デンマーク
- フランス
- ドイツ
- インド
- インドネシア
- アイルランド
- イタリア
- 日本
- マレーシア
- ミャンマー
- オランダ
- ニュージーランド
- ナイジェリア
- パキスタン
- フィリピン
- ロシア
- 韓国
- スペイン
- スリランカ
- スウェーデン
- スイス
- 台湾
- タイ
- イギリス
- アメリカ合衆国
- ベトナム
SGAC は電子書類であり、すべてオンラインで申請手続きすることができます。このカードは、これまで紙ベースで発行されていたシンガポールの出入国カードに代わるものです。出入国カードは現在廃止されています。
電子 SG 入国カードの取得要件は必要最小限です。電子サービスである SG 入国カードは、インターネットに接続できる端末であれば、わずか数分で申請することができます。
シンガポールの SG 入国カードの申請には、オンラインフォームで情報を入力する必要があります。以下の情報を提供するように求めれれます。
- パスポート情報
- 連絡先情報
- 氏名、生年月日などの基本的な個人情報
- 旅行計画
- 健康申告書
渡航者は、シンガポール当局の申請手続き時間を十分に考慮し、少なくとも出発の 5 日前までに SGAC の申請を完了することをお勧めします。
シンガポール入国カードはビザではありませんのでご注意ください。すべての外国人渡航者の入国要件となっています。ビザが必要な方は、渡航目的や要件に応じたシンガポールのビザを別途申請してください。