日本国籍の方のシンガポール入国要件

シンガポールに渡航するすべての外国人の方は、シンガポール電子入国カード（SGAC）を取得する必要があります。この電子文書は、ビザを取得してシンガポールを訪れるか否かにかかわらず、すべての渡航者に義務付けられています。日本人渡航者はビザが不要なケースもありますが、SGAC は必要です。

SGAC は、新型コロナウィルスの流行を受けて導入され、ウイルスの拡散を抑えるための対策として義務付けられている旅行健康申告書も兼ねています。

日本国籍の人がシンガポールに入国する場合、ビザは必要ですか？

日本国籍の方は、30 日以内の短期旅行であれば、ビザを取得する必要はありません。 30 日以上の滞在や、就労・留学などその他の旅行目的の場合は、ビザが必要になる場合があります。日本人渡航者のビザ申請の要件については、シンガポール大使館または領事館にご確認ください。

SGAC はビザではなく、ビザに代わるものでもありません。日本からシンガポールへ渡航される方は、ビザの有無にかかわらず、この渡航証明書の提出が義務付けられています。

日本国籍の方がシンガポールに渡航される際の入国カードについて

日本国籍の方のシンガポール入国カードの取得手続きは、短時間で簡単に行うことができます。入国カードはオンラインで 10 分以内に申請することができます。

日本国籍の方がシンガポールへ渡航される際、SGAC は１度だけの入国を認めています。日本からシンガポールに入国される渡航者の方は、入国カードが承認された日から３日以内に入国する必要があります。

入国カードに有効期限はありません。滞在日数は、ビザの有効期間に基づいて、またはビザなし協定の適用を受けている国の方はビザなし滞在期間に基づいて、渡航者ごとに決定されます。日本人渡航者の場合、ビザなし滞在は最大 30 日間です。

日本国籍の方のシンガポール入国カードの必要要件

SG 入国カードはビザではないため、最低限の渡航要件しかありません。入国カードの申請を希望する日本人渡航者の方は、以下の要件が必要になります。

これらの条件は、入国カードにのみ適用されます。日本からの渡航者がビザを申請する場合、この書類とは別に追加で書類の提出を求められる場合があります。ビザの要件によっては手続きに時間がかかる場合もありますので、すべての要件を確認し、前もって申請しておくことが大切です。

日本からシンガポールの入国カードを申請する方法

日本国籍の方は、以下の 3 つのステップでシンガポール入国カードを申請することができます。

申請フォームには、以下の複数の項目があります。これらの情報を正確に入力してください。

また、健康に関する申告の項目欄の入力は非常に重要です。

注意：日本国籍の申請者の方は、アンケートに入力した内容が全て正確であること、誤字脱字がないことをご確認ください。 情報に不備があると、SGAC の取得が遅れたり、渡航手続きに支障をきたす場合があります。

入国カードの処理時間は、通常 48 時間です。場合によっては、さらに時間がかかることもあります。ですので、日本人渡航者の方は、渡航の５日前までにシンガポール入国カードを申請してください。入国カード承認後 3 日以内にシンガポールへ入国しなければならないため、早めに申請することはお勧めできません。

二重国籍で２つのパスポートをお持ちの方は、入国カードがオンライン申請に使用するパスポートに関連付けられることになりますので、ご注意ください。シンガポールへ渡航される方は、シンガポール入国時に入国審査で提示するパスポートと同じものを使用する必要があります。

日本国籍の方のその他の要件

その他、日本国籍の方がシンガポールに入国する際に必要な要件を以下に記載します。

新型コロナウィルスの世界的流行により、追加要件が設けられる場合があります。これらの要件は、渡航者の国籍や予防接種の状況、さらに、過去に訪れた国や地域によって異なる場合があります。日本からの旅行者の方は、最新の新型コロナウィルスの健康に関する必要事項を確認しておく必要があります。

日本からの旅行者の方は、所定のビザを取得していれば、すべての渡航目的での入国が許可されます。日本国籍の方は、SG 入国カードをお持ちであれば、空路、海路、陸路により、下記のいずれかの入国地からシンガポールに入国することができます。